2023/07/25 16:10


こんにちは

キャンペーンが無事に終了し、
先週は新作の制作や、秋以降の出店にむけてのお話を
いくつかいただいていたのでそのお返事や調整だったり、
普段行き届いていなかった家の細かい掃除などをして

(洗濯機の排水ホースとか除湿器の掃除とか
お風呂の扉の隅とかを綿棒とかで細々とやってました笑)

地味にあれやこれやとしているうちに、
ついに夏休みがやってきました。





まずは三周年、お祝いの言葉をたくさんいただき
ありがとうございました。

今年はノベルティのキャンペーンだけでなく
お問い合わせを多くもらっていた作品も再販して、
キャンペーン最終日は送料無料にしてみたりと
色々試みてみましたが

こうして今回再販した作品をみると
どれもminneさんの特集等で
お世話になったものばかりだなぁと…

改めてminneさんに作家にしてもらったというのを
強く感じた出来事でした

そして長年応援してくださっている方も非常に多く、
ずっと温かく作品を見守ってくださっていることに
三周年の重みとその歳月を感じました。

皆さんとそれぞれの思い出があって
振り返ってみてもどれほど救われたことか。

…私は幸せものです。

まだまだ未熟ですし、新しいこととかはあまりできず
作品を作り続ける位しかやっぱりできないですけど

変わらず作品を愛して貰えるよう
これからも励んで参りたいと思います。


何卒末永く、これからも宜しくお願いいたします。





さて、新作の【さざ波】ですが
可愛いとご好評いただいていてとっても嬉しいです。




琥珀糖にもみえるお菓子のような見た目ですが、
海から届いた宝物ということで
シーグラスや海の漂流物をイメージして制作をしました。





その中でふと、そういえば瓶に入った手紙って
本当に海を渡って誰かに届くことってあるのかな?
と、気になり始めまして。

(結局、同じ浜辺に打ち上がってしまうのかしら?と。)

なんにせよ「ロマンだなぁ...✨」と
ボトルメールについて少し調べていたんですが、
その中で香川県の粟島に漂流郵便局というものがあると
私もなにやらそこにふらりと流れつきました。




"漂流郵便局"

という言葉だけで、何か心惹かれますよね。

内容としては、
宛先不明の手紙をそこで受け付けてもらえるらしく
誰でもこの郵便局に匿名で手紙を送ることができます。

香川県が潮の流れの関係で漂流物が非常に多いことから、
アーティストの久保田沙那さんが
瀬戸内国際芸術祭の作品の一つとして2013年に
この漂流郵便局というものを作ったそうなんですが…
現在も、手紙を送ることができそうですね。

検索すると送り先の住所や場所も出てきます。

届いた手紙は展示もされていて、
開局日には誰でも自由に見学ができるみたいです。

写真でしか拝見していないんですが、
場所もとっても素敵なんですよね。

読んでいてこれは自分に向けられた手紙だと感じたものは
持ち帰る事もできるらしく、まさにボトルメールのような
遠くの知らない誰かとの物語を感じることができます。




宛先のない手紙に綴られた想いには一体何があるのか、
実際に私も訪れてじっくりと触れてみたいなぁと。。

ただ、今の私には少し遠いので
いつ頃訪れることができるかはわかりませんが…

手紙はいつでもだせるので、どこかのだれかに向けて。

はたまたいつかここを訪れるだろう未来の自分にむけて、
この夏、送ってみようかなと思っています。






漂流郵便局ででてくるページに綴られた言葉も素敵で、
なんだか手紙を書く前からすでに泣きそうになんですが…

いつかのどこかのだれか宛という、
目的のない手紙は何を書いても自由で

全て許されている分、行き場のない想いだったり…
いざ書くとなると一体何を書けば良いのか迷います。。


ただ、送る楽しみが人生のどこかであるとおもうと
それだけで晴れやかな気分にもなりますし、
波の音が聴こえてきそうなこの場所に訪れる日を想うと、
故郷に帰るような安心感もどこかに感じます。

求めている人が多いのも頷けるなぁと…

他の人のそんな想いにも触れてみたいし、
自分に向けられたと思う手紙を見つけてもみたいので、
いつか必ずと思う場所です。

皆さんもこの夏、
どこかのだれかに向けた手紙を海に流すように、
この漂流郵便局に送ってみてはいかがでしょうか。


これもまた、宝物のような夏の思い出になりそうです。








ご覧いただきありがとうございました。

日中の日差しが強すぎて
私はどんどん夜行性になっていきますが;

皆さんは夜更かしもほどほどに。

規則正しく寝ておきて、
楽しく良い夏をお過ごしくださいませ