2024/01/24 20:58

今日は新作【アフロディーテ】と
【月季氷】についてお話したいと思います




最近ちょこちょこ友人と
浅草橋や蔵前にいっていまして

その時仕入れた資材をつかっています



まず【月季氷】から

こちらは氷シリーズの派生として制作したんですが
薔薇の別名から名付けたこちらの作品




薔薇って色んな呼び方があるんですね

長春花という昔の呼び方?別名?は
金瓶梅を読んでいたので知っていましたが

(長春花といえば瓶児🙄笑)


月季花という言葉や月月花や月月紅なんかもあって
どうして月がつくのかなって調べたんですけど

お月様が関係しているというよりは
長く咲くことや(長春)月ごとに咲くこと(月季)
から来ているみたいです

薔薇は長く楽しめる花ということが
その名の由来のようですが

ほんと一年中出回っているから
私も薔薇のシーズンを実は知らなくて
何となく春頃かなぁとおもっていたら

5月~6月のお花だったらしく
あら意外と梅雨ごろなのねと




確かに薔薇のお庭がある友人の家に行った時
雨が降ってたかも…となりました(たまたまです)


花鳥風月にも月季を入れるかは
今は少し検討している所です




四季のイメージがあまりない花なので

あったら可愛いのは違いないですが…
どうですかね?


戦隊ヒーローっぽいのに
今までレッドが居なかったから
いれてもいいのかな?




ただこういう加入形式にどんどんなってしまうと
脱退メンバーも出てきそうなので
花鳥風月加入はもう少し検討してみますね








【アフロディーテ】については
美の女神の名前をそのままにつけた作品です




魚座の化身でもあるギリシャ神話に登場する女神


私は3月生まれのうお座なのですが
個人的にアフロディーテが関わっていて
嬉しくもなりました

アフロディーテが息子のエロスと
川沿いを歩いていると怪物が現れたので
魚に姿を変えて2人で川の中へ逃げたと

その時にお互いがはぐれないように
リボンでからだを繋いだときの姿が
星座になったというお話




うお座は母子の絆のような星座だったんですね

占いとかだといつも下の方なんで
あんまり興味をもったことなかったんですが笑

この話を知ると愛着も湧きます








アフロディーテは恋多き女神で逸話も多いのですが

その美しさに様々な神から求婚をうけるも
ヘイパイトスという見た目に醜い鍛冶の神と結婚します

ヘイパイトスの母、女神の最高位であるヘラに
"真面目に働き、よき夫になる"と
告げられたことからの結婚でしたが

美しいアフロディーテはその姿を嫌い、
夫に心を開くことはありませんでした

愛の女神でもある彼女は耐えられず
そんな中で様々な恋をしていくのですが

中でも同じくヘラの息子であるアレスと恋をして
2人の子を授かります

ヘイパイトスは激怒し離婚をするのですが

この時生まれたアレスとの子のうちの1人が
アフロディーテとうお座の化身となったエロスです






その後アフロディーテは落ち着くのかと思いきや
今度は生まれたばかりの人間の男の子アドニスに
一目惚れをし、木箱にいれて連れ帰ります

そして決して箱を開けないようにと
ペルセポネという冥府の女王にこれを預けるのですが
ペルセポネは開けてしまい彼女も恋に落ちました

そしてアドニスが少年になった頃
迎えにきたアフロディーテと争いになるのですが

裁判の結果、
アドニスは一年のうち4ヶ月はペルセポネと過ごし
もう4ヶ月はアフロディーテと過ごすことになります

あとのもう4ヶ月はアドニスの希望により
アフロディーテと過ごすことになりペルセポネは激怒

先ほどのエロスの父である
アフロディーテの愛人アレスに告げ口し
怒ったアレスに少年アドニスは殺されてしまいます

このときアドニスから流れた血が
「アネモネ」という花になったりと…

アフロディーテは美と愛の女神というだけあって
他にもいろんな恋のお話がある神です







アフロディーテの息子のエロスは
若く幼い子として描かれることも多く

黄金の矢を持っていて
射られた人を恋に陥らせることから
恋のキューピットとしても知られています


薔薇自体もアフロディーテと共にうまれましたが
最初に香りはなく、薔薇のあの強い香りは
エロスがつけたともされていますし

他にも薔薇に何故とげがあるのか
これもアフロディーテとエロスが
関わっているという神話があったりと

アフロディーテと薔薇は
なかなか切り離せない関係です






キャンドルにつけた香りはバラの精油ではないですが
(凄く高いので単価がかなり上がってしまう。。)

似たゼラニウムの精油をほんの少し加えています

ゼラニウムは香りが強いのでほんと何滴かだけ

春らしく、また女性らしい香りに仕上がりました



ぜひそんなアフロディーテに想いを馳せて
作品をお楽しみいただけたらと思います