2024/04/17 20:41

こんばんは

今回は【雨の紫陽花通り】について
お話したいと思います




まだ紫陽花には早い季節ですが 
こう、一気に気温が上がると
今年は梅雨はあるのかと心配になりますね

去年ってたしかずっと暑くて
雨も少なかった記憶なんですが…

あんまり梅雨寒というのも
なかったような気がします🤔



…今年はどうなんでしょうね。。


暑いんでしょうが、あんまり暑くならないといいな笑





(先週観に行った夜桜
綺麗でしたよ)


.



さて、今回の新作は氷シリーズよりさらに小粒の
2層になっているキューブ型のキャンドルです






上と下はくっついておらず
積み木のようになっていて
座金も入っているので燃焼時間も長めです




上の角砂糖のようなパラフィンのキャンドル

こちらは想像の中の
紫陽花通りの地面に敷き詰められた
石畳を表しました




紫陽花の名所としてお寺が数多くあるイメージですが

これは昔、梅雨時の伝染病で
多くの方が命を落としていたため、
その弔いとして様々なお寺が
境内に紫陽花を植えていたそう


雨に濡れた紫陽花が自分の代わりに
涙を流してくれているような気がするのは
現代ならではの感性ではなく
昔から多くの方が感じていた事なのでしょうね






心の哀しみをその彩りで慰めてくれる紫陽花

その花弁の色は土壌のpHで変わるので
毎年同じ色が咲くとは限らないというのも
哀しみが和らいでいくように

時が経って、移ろう自分の心を
表しているようにも感じます






作品としては灯した際に
雨が降って石畳の両脇に咲いた紫陽花が
水溜まりに反射する姿を描くようにと制作しました






雨で濡れていくように石畳の中心から
ぽつぽつと溶けて、次第にお皿の上にも溢れますが

真上からみると石畳のキャンドルから徐々に
紫陽花色のジェルキャンドルが
のぞいてくるのがわかります






沢山の涙を流したあとは
彩り豊かな紫陽花と晴れた空が待っている
という想いも込めました










ぜひ大切な方へのギフトとしても
お選びいただけたら嬉しいです






それでは、ここまでご覧いただき
ありがとうございました


夜は少し肌寒いですが
春らしく気持ちの良い風が吹いていますね

良い春の夜をお過ごしください